イイトコ編集部
2024年12月02日
北海道のおすすめの人気史跡4選
北海道といえば広大な自然や美味しいグルメが注目されがちですが、実は歴史を感じられるスポットもたくさん!特に、歴史や文化を体感できる「史跡」は、旅行の思い出を一層豊かにしてくれる場所です。今回は、観光にぴったりの北海道のおすすめ史跡を厳選して4つご紹介します。歴史好きの方はもちろん、旅行先でちょっと違った体験をしたい方にもぴったり。自然と歴史が融合した北海道ならではの魅力を、一緒に探しに行きませんか?
この記事の目次
【旧士幌線タウシュベツ川橋梁跡】幻のアーチ橋が見せる季節ごとの美しさ
JR帯広駅から車で1時間40分。北海道河東郡にある「旧士幌線タウシュベツ川橋梁跡」は、1937年に旧国鉄士幌線の一部として建設された橋です。
この橋は糠平ダムの完成に伴い使われなくなりました。その後、糠平湖の水位変動により、例年1月頃に姿を現し、6月から水中に沈み始めるという特異な現象が注目され、「幻の橋」として知られるようになりました!
橋梁はアーチ型の優美なデザインが特徴で、特に湖面に映る姿が美しいと評判です◎冬には湖面が凍り、橋に直接近づける特別な体験も可能です!周辺には静かな自然が広がり、澄み切った空気の中で野鳥のさえずりやエゾシカの姿に出会えることもあります♪
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旧士幌線タウシュベツ川橋梁跡
【土方歳三最期の地碑】歴史好き必見!新選組副長が刻んだ時代の記憶
JR函館駅から徒歩10分。北海道函館市にある「土方歳三最期の地碑」は、若松緑地公園にある新選組副長・土方歳三が戦死したと伝えられる一本木関門跡近くに建てられている碑です。
この史跡では、幕末の激動を生き抜いた偉人の最後の足跡をたどることができます◎
若松緑地公園は整備が行き届き、静かな池と草木が広がる落ち着いた空間が特徴です。再現された一本木関門や記念碑が訪れる人々を歴史の一場面へと誘い、碑の前には訪問者が手向けた花が静かに並びます。全国から集まる新選組や土方歳三ファンのみならず、歴史に触れたい多くの人々が足を運び、当時の情景に思いを馳せています!
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土方歳三最期の地碑
【旧手宮線】北海道の産業を支えた鉄路跡を巡る!小樽ならではの時間
JR小樽駅から徒歩9分。北海道小樽市にある「旧手宮線」は、観光客や地元の人々に愛される散策スポットです。
この場所はかつて、石炭輸送の要として北海道の産業発展を支えました。現在、線路や遮断機などが保存され、約1.6kmの遊歩道として整備されています!歴史の重みを感じさせる風景の中を歩けば、ノスタルジックな気分に浸れること間違いありません◎
遊歩道の沿道では、四季折々の花々が訪れる人々を迎えます。特に秋の紅葉は格別で、鮮やかな景色が散策をさらに楽しませてくれます!写真スポットとしても人気があり、保存された鉄道施設や広い道床跡地は、往時の賑わいを思い起こさせます◎
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旧手宮線
【史跡 大船遺跡】函館発!世界遺産で紐解く5500年前の暮らしと文化
JR函館駅から車で52分。北海道函館市にある「史跡 大船遺跡」は、縄文時代中期(約5500年前)に形成された大規模な村落遺跡です。
豊かな自然環境に囲まれたこの遺跡は、海、森、そしてサケが遡上する大船川に近接し、当時の人々が自然と調和しながら暮らしていた様子を彷彿とさせます。
遺跡では竪穴式住居が多数発見され、その中には深さ2.4メートルを超えるものもあります!土器や石器に加え、クジラやオットセイの骨、炭化したクリなどが出土しており、縄文時代の高度な生活文化や食文化を垣間見ることができます◎これらの出土品は近隣の「函館市縄文文化交流センター」に展示され、遺跡とともに訪れることでより深い理解を得ることができます。
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