【アジアンマルシェ】朝採れ野菜で作るアジア料理！香りに誘われて訪れたくなる場所

西鉄薬院駅から徒歩5分。福岡市中央区高砂の住宅街にひっそりと佇む「アジアンマルシェ」は、ベトナムやタイなど東南アジアの本格料理を気軽に楽しめる、小さなアジア食堂です。

農園直送の無農薬ハーブが生む一皿の香りと鮮度

運営元は福岡県小郡市にある「川辺農園」。店で使用されるハーブや野菜のほとんどが、この農園から毎朝届く無農薬の朝採れ素材で、香りの立ち方や鮮度の高さが一皿一皿にしっかりと反映されています！

彩りと香りで楽しむアジア料理。まずはカオヤムを！

この店でまず試してほしいのが「カオヤム」。ジャスミンライスの上に色とりどりのハーブや野菜をのせ、特製のタレをかけて混ぜて食べるタイ風のハーブサラダです。パクチーやミント、バイマックルー（こぶみかんの葉）などの香りが複雑に重なり、ライムのような清涼感やハーブの苦味がアクセントに◎ひと口ごとに味の変化が楽しめるので、野菜中心の一品ながら満足感があります。ベトナム風のお好み焼き「バインセオ」や、自家製パテを使った「バインミー」も人気があり、いずれも野菜の存在感が際立つやさしい味わいです。食後には、台湾の豆乳スイーツ「豆花（トウファ）」を。ほのかに甘いシロップとふるふるとした食感が、香草の余韻をやわらげてくれます♡

小さな空間に広がるアジアの風と素材へのこだわり

店内はカウンター6席とテーブル1卓のみのこぢんまりとした空間。木目を基調としたナチュラルなインテリアに、アジア各国の雑貨が控えめに飾られており、気負わず過ごせる心地よさがあります。アジアの調味料やハーブ、オリジナルブレンドのスパイスなども販売されており、料理に使われている素材をそのまま自宅でも取り入れられるのが嬉しいところ。九州産の野菜とアジアの食文化が心地よく融合したこの店は、派手さはなくても、通いたくなる魅力にあふれていますよ！