【食堂セゾンドール】料理と器、空間すべてがアート。九州の旬を極限まで引き出すフレンチ

西鉄平尾駅から徒歩約5分。福岡市南区高宮の静かな住宅街に佇む「食堂セゾンドール」は、九州産の厳選食材を活かしたフランス料理が楽しめるレストラン。佐賀県呼子で14年間愛された名店が、2015年に福岡へ移転。オーナーシェフ前山仁氏の手によって、土地に根差した本格フレンチが提供されています。

繊細な九州フレンチを堪能できる少量多皿コース

メニューは昼・夜ともにコーススタイルで、ランチでは約12品、ディナーでは15品前後の料理が少量ずつ供されます。中でも一皿目に提供される「ブイヤベース仕立ての魚介のジュレ寄せ」は、呼子のイカや長崎産の白身魚、甘エビなどが爽やかなジュレと重なり合い、見た目も味も涼やか♡味付けは素材の旨みを生かすよう塩分や油分が控えめに抑えられ、九州の旬を繊細に引き出しています。料理に合わせて少量ずつ提案されるペアリングドリンクも魅力のひとつで、ワインだけでなく、日本酒や焼酎など多様な選択肢が用意されています！

料理と空間が調和する、洗練された静謐なダイニング

店内は白と木材を基調とした洗練された空間で、建築設計は二俣公一氏率いる「ケース・リアル」によるもの。オープンキッチンを中心に据えた客席配置は、料理が生まれる瞬間を五感で楽しむ設計になっています。壁面には唐津焼の陶板がさりげなくあしらわれ、器や空間に至るまで、料理との一体感を感じられるつくりです。静かで穏やかな時間が流れる中、食と空間を深く味わえるこのレストランは、記念日や大切な食事の場として特におすすめですよ◎