【食堂なまえ】昭和の食堂で楽しむ！喜多方らしさが詰まった極太麺の一杯

JR喜多方駅から徒歩約7〜10分。住宅街の細い路地に佇む「食堂なまえ」は、昭和の面影が残る落ち着いた外観が印象的で、創業以来ずっと地域に根ざした食堂として親しまれてきた店です。

懐かしさが漂う気取らない食堂の佇まい

黄色い看板と暖簾が目印で、扉を開けるとどこか懐かしさのある空気が漂い、初めて訪れても肩の力を抜いて過ごせる雰囲気が自然と広がっています。扱う料理は喜多方ラーメンを中心に据えながらも、家庭的なご飯ものや定食までそろっていて、旅の途中でも日常の食事でも使いやすい構成が整えられています◎

極太手打ち麺と澄んだ醤油スープが生む特別な一杯

この店の魅力は、喜多方でも数少ない極太の手打ち麺を使ったラーメンにあり、しっかり太さのある麺に透明感のある醤油スープを合わせた一杯は、訪れた人の記憶に残る存在！麺は手打ちならではの縮れがあり、もちっとした食感が特徴で、豚を丁寧に炊いた澄んだスープと自然になじむよう調整されています。豚バラのチャーシューは柔らかく、醤油の香りがふわりと立ち上り、麺やスープと合わせたときの一体感が心地よく、食べ進めるほどに素材の香りがまっすぐに伝わります。

温かさが広がる店内で過ごす、落ち着いたひととき

店内はこぢんまりとした造りで、1階にはテーブル席、2階には座敷席があり、小さな食堂らしい温かさがそのまま感じられます。壁には多くのサイン色紙が飾られ、長年にわたり多くの人に愛されてきた歴史が自然と伝わってきます。昼どきは満席になることも多いものの、どの席も落ち着いた距離感で、ゆっくりと食事を味わえる空気があります。喜多方を訪れる機会があれば、昔ながらの食堂の良さと、極太手打ち麺の存在感をしっかり楽しめる一軒として立ち寄りたい店ですよ！