【満腹】30個が円を描く圧巻の餃子体験！福島で受け継がれる手作りの味

JR福島駅から徒歩15分ほど。福島市仲間町の路地に佇む「満腹」は、昭和28年創業の餃子専門店で、福島名物として親しまれる“円盤餃子”の元祖として知られています。

手仕事が生む軽やかな円盤餃子の魅力

餃子のためだけに仕込む皮と餡はすべて手作業で整えられ、二種類の小麦粉を合わせて練った皮を寝かせて延ばし、白菜の水分をていねいに抜いて仕上げる餡と組み合わせることで、焼き上がりの軽さと香りの良さが自然に整えられています◎看板料理の円盤餃子は、30個の小ぶりな餃子を鉄鍋に円形に並べて焼き上げるのが特徴で、薄皮のパリッとした食感と、野菜中心の餡が持つやさしい甘みが心地よく、アツアツのまま頬張ると香ばしさがふわりと広がります。卓上には醤油や酢、おろしニンニクなどがそろい、好みで香りを足しながら味の変化を楽しめるのも魅力です！

肩の力を抜いて過ごせる、福島らしい温かな空間

店内はカウンターとテーブル席が並ぶ落ち着いた空間で、餃子を焼き上げる音や香りが自然と食欲を誘います。福島の住宅街にある小さな店ながら、長く地元で親しまれてきた雰囲気があり、観光の途中にも立ち寄りやすい肩の力を抜いた空気が漂っています。専用駐車場はありませんが、提携パーキング利用のサービスがあり、車でも訪れやすい環境が整えられています。餃子が焼き上がるまでのひとときも心地よく、円盤のように美しく並んだ一皿が運ばれてくる瞬間に期待が高まる、福島らしさをまっすぐ味わえる一軒ですよ！