【雪梅花 菜根譚】古都の町家でいただく。京野菜×中華の丁寧なひと皿を堪能

地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩6分。京都・中京区の町家が並ぶ通りに佇む「雪梅花 菜根譚 （シェイメイホァ サイコンタン）」は、築100年以上の京町家を改装した中華料理店。格子戸をくぐると、古き良き京の趣をそのままに、中国家庭料理を提供する落ち着いた空間が広がっています。

しびれる旨さ！土鍋麻婆豆腐と京野菜中華

この店でまず注目したいのが、四川山椒の刺激が効いた「麻婆豆腐」。土鍋でぐつぐつと音を立てて提供される一皿は、見た目にも香りにも食欲をそそります♡豆腐のやわらかさに唐辛子と花椒の辛さが絡み、口に入れるとしびれるような旨味が広がる本格派。ご飯との相性も抜群で、ランチでは定食スタイルで提供されるほか、ディナーでは単品での注文も可能です◎このほかにも、薬膳の要素を取り入れた二色スープの太極火鍋や、たっぷりの京野菜を使った炒め物、もちもちとした皮が特徴のニラ饅頭など、京野菜と中国料理の融合が楽しめるメニューが揃います！

町家の静寂に包まれる、京都で味わう中華時間

町家造りを生かした店内は、1階に掘りごたつの座敷、2階にテーブル席と個室があり、どの席からも中庭や和の風情を感じられるつくり。自然光が差し込む静かな空間では、あえてBGMを流さず、器の音や会話、風の音が店の一部として溶け込んでいます。靴を脱いで上がるスタイルや、和のしつらえに中華の香りが交わる独特の雰囲気は、京都という土地で味わう中国料理の新たな魅力を教えてくれます。観光の合間に立ち寄るもよし、夜の食事をゆったりと楽しむのもおすすめ◎料理も空間も、細部に至るまで丁寧に設計された一軒ですよ！