【護王神社】京都御所すぐそば!猪の守護神と歩む神社で足腰を癒す参拝旅
京都府京都市に位置する「護王神社」は、足腰の守護神として知られ、全国から多くの参拝者が訪れる神社です。
この神社の特徴的な点は、狛犬ではなく「狛猪」が参拝者を迎えることです!これは、奈良時代末期に活躍した和気清麻呂公が猪に助けられたという伝説に由来しており、護王神社全体で猪が重要なシンボルとして扱われています。
和気清麻呂公は、朝廷内での政治的な陰謀に巻き込まれ、追放される危機に直面しましたが、その道中で猪に守られたという逸話が残されています。このため、この神社では猪が神聖視されており、特に足腰の健康を祈願する参拝者に親しまれています。神社の至る所に猪をモチーフにした像や飾りがあり、参拝者はその猪を撫でて健脚を願います。
この神社は平安時代に創建されましたが、一度応仁の乱で焼失しています。後に江戸時代に再建され、現在では歴史的な建造物が多く残っています。特に、国の重要文化財に指定されている本殿や拝殿、日本最古とされる楼門は、その壮麗さで訪れる人々を魅了しています。拝殿の天井には、極彩色の龍が描かれた美しい天井画があり、荘厳な雰囲気を漂わせています!
また、護王神社の境内には樹齢800年を超える大イチョウがそびえ立っており、秋にはその木が黄金色に染まることで知られています。この大イチョウは「銀杏の宮」としても知られ、紅葉の名所として多くの人々に親しまれています。11月にはイチョウ祭りが開催され、ライトアップされた紅葉が美しく、夜間に訪れる人々を魅了します!
さらに、護王神社には「お白石持ち」と呼ばれる不思議な石があり、この石を持ち上げることで幸運を引き寄せると言われています。毎月1日と15日には、この石を使った神事が行われ、多くの参拝者がその神事に参加します。5月の「花菖蒲祭」では、境内に約3,000株の花菖蒲が咲き誇り、9月には「重陽の節句」に合わせて菊花展も開催され、四季折々の花が楽しめる神社としても知られています!
この神社は学問の神様としても信仰を集めています。和気清麻呂が平安京の造営に貢献したことから、学問の神としても敬われ、特に受験シーズンになると多くの学生が合格祈願に訪れます。境内には「めでたい」という言葉が刻まれた石碑があり、合格祈願の絵馬がずらりと奉納されています!
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