市田柿ミルフィーユ - 信州くらうど
歴史
「市田柿ミルフィーユ」は、長野県下伊那郡高森町に本社を構える株式会社マツザワが手がける和洋折衷スイーツ。南信州の名産である市田柿を使い、干し柿とバターという意外な組み合わせで新たなおいしさを引き出した一品です。市田柿は500年以上の歴史をもつ伝統的な果実で、2016年には地理的表示(GI)にも登録されました。2014年には楽天市場「冬のスイーツグランプリ サプライズスイーツ部門」で大賞を、2017年には「日本ギフト大賞 長野賞」を受賞するなど、その実力はお墨付きです。
作り方
このスイーツは、まず市田柿のヘタと種をひとつひとつ丁寧に取り除くところからスタート。開いた干し柿の果肉に、国産の有塩バターをサンドして、ミルフィーユのように何層にも重ね、専用のプレス機で形を整えていきます。潰れすぎず、でもしっかり層が見えるように仕上げるには、細やかな職人技が欠かせません。さらに、燻蒸処理を行わない「無燻蒸タイプ」も数量限定で販売されていて、より自然な甘みとやわらかい口当たりを楽しめるのが魅力です。
見た目や味などの特徴
市田柿ミルフィーユの最大の特徴は、断面の美しさ。オレンジ色の干し柿と淡いバターが幾重にも重なっていて、見た目からして上品です。食べ方は薄くスライスするのが一般的で、ひと口食べると、ねっとりとした柿の甘さと、バターのまろやかな塩気が口の中でじんわり溶け合います。紅茶やコーヒーと合わせるのはもちろん、ワインやウイスキーといったお酒とも相性抜群!個包装されていて、ギフトボックス入りのタイプもあるので、贈り物や手土産にもぴったりなスイーツです。