【佐喜眞美術館】世界の平和博物館に収録。アートを通じて平和を考える
赤瓦屋根が印象的な沖縄の伝統建築
沖縄県宜野湾市に佇む「佐喜眞美術館」は、建築家・佐喜眞道夫氏が設計した、沖縄の伝統的な赤瓦屋根が印象的な建物です。その佇まいは、まるで沖縄の豊かな自然と文化に包まれているかのよう。館内は古民家風の内装で、沖縄の伝統的な雰囲気を醸し出し、心地よい空間を作り出しています。美術館の庭には、沖縄の植物が植えられ、散策を楽しむこともできます。
戦争と平和をテーマにした現代美術
美術館は、「生と死」「苦悩と救済」「人間と戦争」という、普遍的なテーマを掲げ、数々の現代美術作品を展示しています。中でも、丸木位里・俊の「沖縄戦の図」は、戦争の悲惨さと平和への願いを力強く表現した、圧巻の作品です。その力強い筆致と繊細な描写は、見る人の心を深く揺さぶります。
沖縄の伝統工芸の粋を集めた展示
館内では、沖縄の伝統工芸品や美術品も数多く展示されています。佐喜眞朝敏氏の個人コレクションを中心に、陶器、織物、漆器、三線など、沖縄の伝統文化の粋を集めた作品の数々が、来館者の目を楽しませてくれます。佐喜眞朝敏氏は、沖縄の伝統工芸の保護・振興に情熱を注いだ人物であり、彼の熱い思いが、作品を通して伝わってくるようです。
伝統工芸の実演や体験ワークショップ
伝統工芸品の実演や体験ワークショップが不定期に開催されることもあります。実際に伝統工芸に触れることで、その技術の素晴らしさや、作り手の想いをより深く理解できるでしょう。
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