みすゞ飴 - みすゞ飴本舗
歴史
「みすゞ飴」は、1919年に長野県上田市の老舗「飯島商店」で生まれました。もともとは、水飴と寒天を使った和菓子「翁飴(おきなあめ)」をベースに、信州の果物を加えてアレンジしたのがはじまりです。名前の「みすゞ」は、信濃の国を表す枕詞「みすゞかる」にちなんで付けられたもので、地元への誇りが込められています。発売当初から全国にファンを持ち、100年以上たった今でも変わらず愛されている、信州を代表する銘菓です。
作り方
「みすゞ飴」は、国産の完熟フルーツ(あんず、もも、うめ、ぶどう、三宝柑、りんご)から搾った果汁を使ってつくられます。果汁に水飴や砂糖、寒天を加えてじっくり煮詰め、ゼリー状に固めてから、大きな包丁でていねいにカット。カットした飴は、0.02mmという極薄のオブラートでひとつひとつ包まれます。すべて手作業で、保存料などの添加物は使っていません。
見た目や味などの特徴
四角く整ったかたちと、果実そのものの自然な色合いが目を引く「みすゞ飴」。着色料や香料は使っておらず、やわらかい食感で、噛むほどに果汁のやさしい風味が広がります。表面に巻かれたオブラートは口の中ですっと溶けて、後味もすっきり。シンプルだけど品のあるお菓子で、贈り物やお土産にもぴったりです。