栗どらやき - 桜井甘精堂
歴史
「栗どらやき」は、長野県小布施町に本店を構える老舗和菓子店「桜井甘精堂」が手がける栗菓子のひとつです。桜井甘精堂は1808年創業という長い歴史を持ち、200年以上にわたって地元産の栗にこだわったお菓子作りを続けてきました。その中でも「栗どらやき」は、2009年から販売され、看板商品のひとつとして多くの人に親しまれています。
作り方
「栗どらやき」の特徴は、栗の風味をより引き立てるために、ほんのり塩気のある皮を使っているところ。中には栗の粒が入った栗あんがたっぷり詰められていて、ひと口食べると栗の味わいがしっかり感じられます。皮には三年熟成の本みりんと重曹を使用し、あえて蜂蜜は加えず、ごま油を少し効かせて香ばしさをプラス。このひと手間が、栗の美味しさをより際立たせる仕上がりにつながっています。
見た目や味などの特徴
サイズは直径約8cmと少し小ぶりなどらやき。しっとりした皮と粒入りの栗あんがよく合い、食べると栗の濃厚な甘みと皮の香ばしさがふわっと広がります。全体のバランスが良く、上品な味わいが印象的。個包装されているので分けやすく、賞味期限は常温で7日間と日持ちも十分。手土産や贈り物としても人気のある一品です。