【軽井沢ショー記念礼拝堂】軽井沢で最も古い教会!歴史を感じて心休まる時を
長野県軽井沢にある「軽井沢ショー記念礼拝堂」は、歴史的価値と静謐な美しさを兼ね備えた礼拝堂です。
この礼拝堂は、カナダ出身の宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏によって設立され、軽井沢で最も古い教会として知られています。ショー氏は、当初自らの別荘を礼拝堂として利用していましたが、1895年に現在の建物の基礎が完成しました。以来、何度かの改修を経て現在の姿に至っています。
礼拝堂の前には、ショー氏の功績を称える胸像と、1903年に村民から贈られた記念碑が建っています。この場所に足を運べば、自然の静けさと共に、軽井沢の歴史の重みを感じることができるでしょう。
さらに、この礼拝堂は、日本のプロテスタント教会の一人である内村鑑三の弟子、ショー・メリマンを記念して建てられたものでもあります。1938年に建設されたこの建物は、アメリカの建築家アントニン・レーモンドによって設計されました。レーモンドは、フランク・ロイド・ライトの影響を受け、近代建築の先駆者として知られています。この礼拝堂は、彼の代表作の一つとして評価されています。
礼拝堂は、軽井沢の自然に溶け込むように設計されており、石材と木材を主要な構造材として使用しています。切妻屋根、大きな窓、石造りの壁、そして木製の梁が、この建物の特徴です。内部は簡素ながらも厳粛な雰囲気が漂い、豊かな自然光が差し込む設計になっています。
この敷地内には、庭園や散策路が整備されており、訪れる人々は静寂の中で自然を楽しむことができます。礼拝堂は、キリスト教の礼拝だけでなく、コンサートや講演会などの文化的な催しにも利用されており、その美しい建築と歴史的背景を求めて多くの観光客が訪れます!
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