【与太呂 本店】土佐堀川を望む和の空間！旬素材を堪能する天ぷらコース

京阪中之島線「渡辺橋駅」から徒歩1分、大阪・中之島ダイビルの3階に店を構える「与太呂 本店（よたろ）」は、1927年創業の老舗天ぷら専門店。90年以上にわたって受け継がれてきた職人の技と、厳選された旬の素材を大切にする姿勢が息づいており、大阪の食文化を支える名店として広く知られています。

鯛の旨みが染み渡る、名物「土鍋鯛めし」

この店を訪れたら、ぜひ味わいたいのが名物の「鯛めし」。瀬戸内産の天然真鯛を使用し、ふっくらと焼き上げた切り身とともに、特製の出汁で土鍋炊きされた一品です。鯛の旨みがしっかりと染み渡ったご飯は、口に運ぶたびに上品な香りとともに広がる味わいが格別！コースの締めとして登場することが多く、余った分は持ち帰ることもできるため、最後まで丁寧に楽しむことができます。

旬を揚げる技が光る、軽やかな本格天ぷら

もちろん、店の主軸である天ぷらにも注目です。綿実油を使ってからりと揚げられた天ぷらは、衣が軽く、素材の味を存分に引き立てる仕上がり。車海老や椎茸、ふきのとう、鳴門の蓮根、和牛にウニを合わせた創作的な品まで、季節の恵みをひとつひとつ丁寧に揚げて提供してくれます。天つゆや塩との相性もよく、目の前で揚がる様子を楽しめるカウンター席では、五感で食の魅力を味わえます。

川辺に広がる上質空間で、静かなひとときを

店内は、土佐堀川を望む大きな窓が印象的な開放感のある空間で、上質ながらも気取らず落ち着いた雰囲気。和モダンな設えの中に歴史の重みが静かに息づいており、カウンター席のほか、川沿いのテーブル席や、ゆっくり過ごせる完全個室も用意されています。接待や記念日、家族との食事にも適しており、訪れる人それぞれの時間に寄り添う設計がされていますよ！